夜の歩き方
幸せの生まれない夜は
空を見上げたくなる
悦びの生まれない夜は
居場所を探すかのように
星を見つけたくなる
笑顔の生まれない夜は
孤独を愛するように
月を見つめたくなる
そんな感傷に寄り添うことで
夜を正当化する日々
もう疲れた
時はいつも間違えることなく
夜を連れてくるけれど
過ぎた夜は空白に近く
何も残ってはいない
何も生まれはしない
悲しみしか生まれない夜が多すぎた
そろそろ新しい夜の過ごし方が必要だ
夜の歩き方を教えてください
夜の歩き方を教えてください
夜の歩き方を教えてください
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