小さな光
小さな朝の光は
誰にも気付かれないよう、密かに灯る
懺悔のための夜が
いくつかの涙を抱えたまま
閑散とした空へ逃げていく
静かな地帯で浮かび上がる心の模様は
輝きの片鱗に触れ、問いかける
命や、愛情や、生や、それら
そうして
眠りを忘れた詩人たちは
言霊が見る夢を追いかけている
小さな朝の光は
誰にも気付かれないよう、密かに灯る
けして触れることの許されない、美しい灯
いつか、正しい心の形を見つける時
その小さな朝の光のようで在ればと、願い
いつか、正しい心の答えを見つける時
その小さな朝の光のようで在ればと、願い
そんなとある静寂
この地球上で、一瞬のひかり
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